子ウサギの肘関節脱臼 エキゾチックアニマル ウサギ 整形外科疾患
[2014年08月27日]
生後4か月のまだ700gにも満たない子ウサギさん。
高いところから飛び降りた後から前足をかばってしまうために、夜間救急にて当院に来院されました。
レントゲン写真を撮り見てみると、右前肢肘関節の脱臼が確認されました。
幸い骨のひびや骨折はありませんでしたが、とても痛そうです。
この日はそのまま入院となり、翌日手術を行いました。
手術ではこの子が成長期の小さな子うさぎということもあり、後遺症が残らなくするよう細心の注意をはらう必要がありました。
肘関節周囲組織へのダメージを軽減させるため切開は最小限に行い、骨や筋肉を切断しない低侵襲の手術法で整復を行いました。
この子ウサギさんは抜糸も終わり、今では脱臼していたのが嘘のように家で元気に動き回っているそうです。
かむい動物病院(東大和市、小平市、東村山市、立川市、武蔵村山市)